イライラ
選手が笑顔でサッカーをしている姿は見ていてうれしいものです。
でも、不機嫌な顔で試合をしている時もあります。
好きなサッカーなのに、なんででしょうね。
たぶん、いろいろなことが思い通りにいかないからなんでしょう。
走ったのにパスが来ない。
出したいところに誰もいない。
勝ちたいのに点を先にとられてしまう…。
そうなると、試合中に味方選手に対して
「もお~!」
「ちゃんと走ってよ!」
「取られるなよ!」
ネガティブな声かけが目立つようになります。
そうなると、チームの雰囲気は悪くなっちゃいますよね。
土曜日の第1試合がそんな感じでした。私の目から見て、決して悪い試合ではなかったのにチームの雰囲気はよろしくありません。
試合終了後、選手たちとじっくり話しました。
ネガティブな声が出るのはなんで?
自分たちの試合内容に不満があるから。
仲間がシュンとなるネガティブな声かけはよくないけど、試合内容に不満があるのは、決して悪いことじゃないんだよ。
??
だって「こうやりたいっ」て言う理想が出来てきたってことだから。
!!
不満があるのは理想があるから。サッカー選手として成長している証拠かもしれないね。
・・・その後の2試合はもう少し雰囲気よくやれたように思います。
8人制の試合で、味方選手がボールを持っている時に、ボールを欲しくて動きだす選手が7人いる。でも実際には1か所にしか出せない。
ドリブルで抜きたいと思っていても、相手も抜かれたくないから必死。トライしたこと全部が成功するわけじゃない。
サッカーは失敗のスポーツです。
子供たちの成長過程を、温かく見守っていきたいと思います。