クラマー氏の死を悼む

日本サッカー会の発展に大きく貢献されたことで有名な、デッドマール・クラマー氏が死去されました。

ニュースに触れ、私も色々な記事を見たのですが、印象に残ったものをひとつ紹介させていただきます。


  1. タイムアップの笛は 次の試合への キックオフの笛である。
  2. サッカーの上達に 近道はない。不断の努力 だけである。
  3. ボールコントロールは 次の室にはいる鍵だ。この鍵さえあれば サッカーというゲームは なんでもできる。
  4. ボールをもっと可愛がれ。ボールをきらえば ボールも君をきらう。ボールになじみ ボールから自由になれ。
  5. ガールハントをし 酒を飲み 煙草も吸いながら 一流のプレーヤーになろうと思っても それは不可能だ。サッカーは 心の教育の場である。
  6. せっかくここまで盛り上がった サッカーだ。これを栄えさせるか すたれさせるかは 君たちの肩に かかっている。
  7. 君は今 たいへんなことをやろうとしている。たいへんなことだから すばらしいのだ。すばらしいことをする人間が くじけては いけない。
  8. 背を向けて去るな。みんな必要な人間なのだ。
  9. 試合で勝った者には 友達が集まってくる。新しい友達もできる。本当に友人が必要なのは 敗れたときであり敗れたほうである。私は 敗れた者を 訪れよう。
  10. コックが多すぎると スープがまずくなる。
  11. 物を見るのは 精神であり 物を聞くのも 精神である。眼それ自体は 盲目であり 耳それ自体は 聾である。


クラマー氏には「言葉の魔術師」なんて異名もあったそうですね。
時代が違っても、心に響く言葉だと思います。

小学生の心にはどんな言葉かけが必要なのか、常に考えたいと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。