柏×サントス

昨晩は豊田スタジアムにて、クラブワールドカップの準決勝 柏レイソル-サントスFCの試合を観戦してきました。

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やっぱり生観戦はいいですね。両チームの持ち味がよく出た試合になり、とても満足いたしました。

柏はよく組織されており、選手はよく走っていました。
サントスはネイマール、ガンソを中心に個人技に優れたチーム。
組織vs個人を象徴するような試合でした。

よく言われるのが、「日本は個人では勝てないから組織で戦う」という言葉。
ネルシーニョが言うのならばまあ間違ってないのでしょうが、私たち育成年代の指導者が同じことを語ってはいけないと思います。

育成年代でテクニックを身に着けることを放棄してどうするんでしょうね?
組織的な動きを覚えることは大切ですが、最優先のこととは私には思えません。

ハーフタイム、柏のサブメンバーがシュート練習をしていました。少年サッカーの試合でもよく見られる、ペナ前にいるコーチにパスを出し、走りこんでシュートするというあれですね。
私の見ていた限り、入ったシュートは2本だけでした。DFがいないにもかかわらず、かなりのシュートは枠の外へ打ち上げられて…

そして試合の中でも
シュート数     サントス…8 柏…14
枠内シュート数  サントス…5 柏…4
ゴール       サントス…3 柏…1

コースを探して、しっかりと枠に決めるのが、ブラジル
壁があっても、やみくもに蹴り上げるのが、日本

少年時代にエエ加減なシュート打つことばっかりしてたらあかんですよね。
今後の指導に向けてたくさんのヒントを得ることができました。

やっぱりサッカーは楽しいな。
今晩はバルサを堪能しましょう!