それぞれの関り方

毎度です! チョロです!!
おひさしブリーフ
 
先日ラジオで興味深い話を耳にしました。
面白い内容だったので御紹介!
 
子育悩み相談を長年に渡り支援して、ご自身も直接カウンセラーとして活躍している有る女性のお話です。
 
母親と子 父親と子との関りについて、少しでもうまく行く糸口になればとの事です。
しかしこれが正解ではありませんよ、とも言っておられました。
 

まず母と子
子は母親の体から生まれて来ます。言わば自分の分身。
出産直後から言葉を話し始める頃までの間は、本人達にも理解でき無い様な心の繋がりがあるそうです。
 
子どもがおなかすいたと思えば、お母さんはおなかすいたのと無意識で話しかける。
ここに居たくないと思えば、お母さんは嫌なのあっち行こうかと抱っこする。
この人嫌だと思えば、お母さんは無意識にその人と子の間に自分を置く。
これが触りたいと思ったら、お母さんは笑顔でこれがいいのと手渡す。
子はお母さんの感情を察知します。
悲しい 怒り 喜び 愛 などを。。。。
 
簡単に言うと言葉を喋りだす前の母と子には、言葉が要らないと言うのです。
統計でもお母さんにべったりの甘えん坊さんは、喋りだすのが6ヶ月~1年。
ひどい時には2年ほど平均より喋り出すのが遅い子もいるそうです。
(遅いだけで、必ず喋れるようになるし、障害ではありません)
 
たまに、お母さんが理解できない、ぐずり や 泣きは、子が自分の事を分かり過ぎて怖いからだそうです。(自分で伝えたいから、先まわりしないでとの訴えだそうです)
なぜ泣くのか、なぜぐずるのか 分からない、今まではみんな分かっていたのに。
今までうまく行っていたのになぜ? だからイライラしてしまう。
まさか分かりすぎるから怖いなんておもいもしませんもんね。
 
父親と子は、、、
父親の皆さん覚悟を、、、この先生父親には残酷な表現をしていました。
 
生まれて初めて接する他人  (泣泣)
 
人間、成長する上で大小さまざまな世界へ飛び立たねばなりません。
家族 幼稚園 小・中学校 高校 社会  へと、、、
他人との関りは生きていくうえで避けては通れません。
そこで大切なのが、他人との繋がり。
 
父親は、生まれて初めて接する他人、他人との関りを誰よりも優しく教えてくれるのが父親だそうです。(まだちょっと寂しいですけど 泣)
お母さんの様に思っても感じても分かってくれないから、身振り手振りで自分の感情を伝えようとします。
お父さんも一生懸命、分かろうとしますが、分からない。
そこで言葉が必要になります。
子は、この人には言わな分からん、てな感じで言葉を覚え声に出し、喋り始めるのだそうです。
 
ですから、父親と子は最初からうまくは行かないようになっているのです。
最初から通じ合わないように出来ているのです。
通じ合わないから、泣いてばかりいるから、ついついイライラしてしまう結果母親に任せてしまう。
 
 
それぞれのイライラが出ちゃいましてね。
 
お母さんがイライラしてしまう、お母さんに理解できなくなった、ぐずりや泣きは子が何かを自分でやりたい、私にかまわないでのサイン、お母さんと二人だけの世界から他の世界へ行きたがっている。
じゃぁ 身近にいます、人生最初の他人に預けましょう 笑笑
うまく行くはずのない二人の関係を、うまく行かないからと手を出さずに、しばらく見守りましょう。
 
お父さん、通じないのが当たり前、言葉を交わさなければ分かりません、
でもまだ喋れません、伝わるはずもありません、どうしよう 困ったなぁ
イライラしないで
伝わらないようになっているのです。うまく行かないようになっているんです。
でも、今から伝わるようになるんです。一言伝わればうまく行くんです。

うまく行かない事を楽しめるんです、うまく行かない事を楽しむ様になれるんです。
なぜならそこに子の成長があるから、、、
 
うまく行かずに困っているお父さんと子を見て、お母さんは笑いながらちょっとだけ助けてあげて下さい。
 
 
 
子育てって、こんなに簡単なことではないし、これが全てでも正解でもないとは思いますが、
なにかのヒントにはなると思います。
 
うまく行かない事を楽しむ、 先走りして助けない、など
私たちが日頃大切にしているキーワードが二つも出てきました。
成長を手助けする側の人間にとってはやはり大切な事なんだと再認識しました。
 

うまく行かないを楽しむ
先走りの手助けはしない
 
よし!がんばるぞー
 
 
 
子育て奮闘中のお父さん、お母さん 大変ですけどがんばって!!
 
お父さん、、、所詮は他人ですよ  泣泣
 
 
 
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