意味と理由

毎度です! チョロです!!
 
前回の投稿の中で、時間を掛けて一人一人の戦士を育てる。
と表現した、意味となぜそれをしているのかの理由を語りナビッチです。
 
サッカーを教える事と個人技を身につける事は二つとも非常に大事な事です。
しかしサッカーを教える事は、ジュニアユース(高校生年代)からでもいいんじゃないかなってチョロは思っているんです。
 
ジュニア年代では、個人技(リフティング、ボールタッチ,ドリブルなど)を磨き、個で戦える選手を育てボールを自由に扱えるようになった上でサッカーを知った方が、個々のサッカー感、センス、が養えるんじゃないかなって。
 
サッカーを教える??って言葉に違和感しかないんです。
小学校のしかも低学年でポジションを与え、そのポジションの役割を教え、役割と違った事をすると怒る??
教えた事と違う事をすれば怒る。
教えた事と違う事をして、失敗したら、もっと怒る。
勝たせてあげたいから、勝った時の達成感を、かつ喜びを。。。。
じゃぁ怒らなくていいですよね、自分が勝ちたいから怒るんでしょ。
勝ったチームが評価されるから怒るんでしょ。
強いチームが評価されるから負けたくないんでしょ。
 
指導者の評価とか、指導者のサッカー感とか、戦術とか作戦とか、サッカースタイルとかどうでもいいんですよ。
 
小さい頃から、砂遊びや、ブランコ、滑り台、の面白さに負けないようにサッカーを面白いと思わせ、興味を持ってもらうには、やはり自由にボールを扱えるように、ボールを操れるようにさせてあげるのがサッカーを生涯スポーツにする第一歩じゃないかな。
低学年から2年3年かけて丁寧にボールの扱いを身につけて、ボールが扱え、操れるようになると選手達は、試合の中で、目の前の2~3人を抜きに掛かろうと仕掛け、成功したり失敗したりして自分の発想や個人戦術を編み出し自分のサッカー感が養われます。
 
高学年になると、自然とチームでサッカーをし始めます。
なぜか、、、、負けたくないからです。
選手が負けたくない、から自分達でチームとなり、自分達のサッカー感でチームで勝とうとするんです。
この成長段階を感じながら、ニヤニヤしたり、イラついたり出来るのが指導者にとっての特権だと思います。
一番ワクワクしますし、ながーい間いろんな事が感じれます。
 
小さい頃から、役割を与えられ、チームの歯車を作るのは育成とは思えません。
 
ボールを自由に扱い、ボールを操り、相手を翻弄し、相手に囲まれても戦いを挑む戦士(完全に偏見入ってる 笑笑)を育てたい。
 
保護者の皆さんながーーーーい目で見守って頂ければ幸いです。。。
 
 
3年前に私達のやっている事が間違ってはいないと、確信が持てる記事が有りました。是非読んでみて下さい。
特に後半、競争へ参加する為に大切な技術と判断に「仕込み」の章。
安濃FCが長く仲良くしている、菰野の赤い熊率いる、ぺルナSCがチラッと出てくる記事です。
(ぺルナSCと言えば、元日本代表 浅野拓磨  今年J2 水戸ホーリーホックに入団が決まった浅野雄也を出したチームです。)
 
 
写真は 
2016年海外に飛立つ前の浅野選手
2107年帰国時 激励会