クラマー氏の死を悼む
ニュースに触れ、私も色々な記事を見たのですが、印象に残ったものをひとつ紹介させていただきます。
- タイムアップの笛は 次の試合への キックオフの笛である。
- サッカーの上達に 近道はない。不断の努力 だけである。
- ボールコントロールは 次の室にはいる鍵だ。この鍵さえあれば サッカーというゲームは なんでもできる。
- ボールをもっと可愛がれ。ボールをきらえば ボールも君をきらう。ボールになじみ ボールから自由になれ。
- ガールハントをし 酒を飲み 煙草も吸いながら 一流のプレーヤーになろうと思っても それは不可能だ。サッカーは 心の教育の場である。
- せっかくここまで盛り上がった サッカーだ。これを栄えさせるか すたれさせるかは 君たちの肩に かかっている。
- 君は今 たいへんなことをやろうとしている。たいへんなことだから すばらしいのだ。すばらしいことをする人間が くじけては いけない。
- 背を向けて去るな。みんな必要な人間なのだ。
- 試合で勝った者には 友達が集まってくる。新しい友達もできる。本当に友人が必要なのは 敗れたときであり敗れたほうである。私は 敗れた者を 訪れよう。
- コックが多すぎると スープがまずくなる。
- 物を見るのは 精神であり 物を聞くのも 精神である。眼それ自体は 盲目であり 耳それ自体は 聾である。
クラマー氏には「言葉の魔術師」なんて異名もあったそうですね。
時代が違っても、心に響く言葉だと思います。
小学生の心にはどんな言葉かけが必要なのか、常に考えたいと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。